塗り替え工事の季節や天候について。(建築・リフォーム事業部)

こんにちわ、塗装担当の髙井です。

冬が近づき朝晩はだいぶ冷え込むようになってきました。

この時期になるとお客様よりよく「冬は塗り替えはできるのか?」とのご質問をお受けします。

たしかに塗装はとても天候の影響を受けやすい工事です。

そこで、今週は塗り替え工事の工程のご紹介をさせて頂いている途中ですが、番外編として塗装工事と天候や季節について書かせていただこうと思います。

 

まずは天候ですが、雨や雪の中では基本的に塗装はできません。

乾いていない塗料に雨がかかると塗料が薄まってしまったり流れてほかの部分を汚してしまうことがあります。

また完成後にツヤのない仕上がりになってしまったり塗膜の剥がれやヒビ割れがおこることがあります。

なので、例外として濡れている面にも塗装可能な塗料もありますが基本的には雨天時の塗装は行えません。

前日に雨が降って塗装面が塗れている時なども十分に乾燥するまで作業が開始できません。

塗料は塗ってから乾燥まで時間がかかりますので、夜間に雨が降る予報の時などは乾燥までの時間を逆算して一日の作業を早く終了させることもあります。

工程によっては、たとえ朝の時点で晴れていても天気予報で雨が降る可能性がある場合その日の作業を中止させて頂く場合もございます。

 

つぎに季節です。

弊社のある兵庫県南部の気候なら一年中塗り替え工事は可能です。

ただし季節ならではの弊害もあります。

たとえばこれからの季節、朝晩の冷え込みが厳しくなると朝露や夜露の問題があります。

朝は露が乾くまで塗装を開始することができませんし、作業を開始しても夜露がおりるまでに塗った塗料を乾燥させなければいけません。

また、基本的に5℃以下の環境では塗装ができないので厳寒の日は作業をお休みさせて頂くこともございます。

逆に夏場などは、鉄板や屋根など直射日光で塗面が熱せられ塗装ができない場合があります。

熱せられるのは作業員も同じで、細かな休憩が必要になってしまいます。

春は梅雨、秋は台風など他にもさまざまなの問題もございます。

塗装工事はほんとうに自然の影響を受けやすいのです。

 

このように四季を通じて、塗り替えにはさまざまな弊害が発生します。

一概に塗装に適した季節がいつかというのはなかなか難しい問題です。

しかし、弊社では長年の経験を活かしその季節ごとの工程及び品質管理を行っております。

お客様も疑問点などございましたらいつでもお問い合わせください。

自然が相手なので予期せぬご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、ご理解をいただければ幸いです。

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